魂熱くする厳冬の調べ~新年会・津軽三味線演奏🎍~

ブログをご覧いただいております皆様、本年もよろしくお願いいたします。

2025年最初のイベントは新年会です。一番の目玉である津軽三味線演奏会の模様をお届けいたします。

 

まずは演奏してくださる朝倉先生から三味線について解説していただきます。バチがべっ甲でできているなど初めて知ることが多く、利用者様は真剣に聞き入っておられました。

 

先生がばちで弦を鳴らします。一つ、音が響いた瞬間に場の空気が変わります。

始まりの曲は津軽じょんがら節。耳だけではなく、全身で感じるスピーカーやイヤホンを通さない力強い音に一気に引きこまれます。

リズムを取り、大きく頷きながら聞き入る利用者様のお姿が印象的でした。

 

りんご節や数々の民謡を経て、六段・七段という津軽三味線の練習曲に移ります。三味線のかっこよさが詰まった曲、と先生のご説明がありました。

淀みない手さばきから生まれるどっしりと重い音色と繊細で軽やかな音色、厳冬を耐え忍び春待つ心の中で育った調べが心を熱くさせます。

 

最後は東京ブギウギなど皆様も歌えるおなじみの曲です。東京音頭の演奏では利用者様もご一緒に歌っていただきました。事前に曲目をお伝えしておりましたので、演奏会前にカラオケで練習してくださった方もいらっしゃるそうです。

会場は演奏が終わった後も弦の音の余韻に包まれ、新年の幕開けにふさわしい心震える催しとなりました。